大和ネクスト銀行は11月21日、「働くシニアの仕事と生活に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は9月25日~27日、ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とした、60~79歳の働くシニア1,000名を対象に実施したもの。

まず「平均的な1日の労働時間」を聞くと、「8時間」(33.8%)が最も多くなった。次いで「7時間」(14.9%)、「6時間」(11.2%)、「5時間」(10.2%)。以降、「9時間以上」(8.6%)、「4時間」(8.1%)となり、平均6.3時間だった。

「平均的な1日の労働時間」

また、「平均的な1週間の勤務日数」を聞いたところ、最多は「5日」(49.5%)。続いて、「3日」(15.1%)、「4日」(12.5%)で、平均は4.3日となった。

「平均的な1週間の勤務日数」

さらに「現在の平均的な1カ月の個人収入」をみると、「5万円~10万円未満」(23.8%)が最も多かった。次いで、「10万円~15万円未満」(15.2%)、「15万円~20万円未満」(14.2%)となり、平均金額は22.1万円だった。

「目標としている1カ月の個人収入」では、「5万円~10万円未満」(20.9%)が最多に。以降、「20万円~30万円未満」(17.1%)、「15万円~20万円未満」(13.6%)と続き、平均金額は28.4万円となった。

「現在の平均的な1カ月の個人収入/目標としている1カ月の個人収入」

このほか「現在、働いている理由」を聞くと、「日々の生活費のため」(56.4%)が最も多かった。次いで、「社会や人との接点のため」(45.6%)、「健康維持のため」(44.1%)。以降、「今後の生活費のため」(43.8%)、「生活にハリがほしいため」(35.0%)となった。

「現在、働いている理由」