俳優の梅沢富美男と女優の吉田羊が、今年で放送終了となるTBS系音楽番組『第50回日本有線大賞』(12月4日19:00~)の司会に決定し18日、同局で行われた会見に出席した。
梅沢は「ドッキリじゃないか。本当にいいのかい? やめといたほうがいいんじゃないの?」と信じられない様子で、「資料見たらいろんな方が出るけど覚えられない。名前呼ぶのやめようかな」とアーティストの名前を心配。「最後に俺で大丈夫かと思って」と言いつつ、「最後を飾れるように頑張ってやりますので、よろしくお願いします」と意気込んだ。
2015年にも司会を務め、2回目となる吉田は「梅沢さんが非常に自由な方ですので、梅沢さんをどうコントロールできるかが成功の鍵かなと思っています」と笑いを誘い、「2回目で最後という大役。身が引き締まる思いです。生放送って会場と視聴者のみなさんの一体感、ライブ感が魅力だと思うので、梅沢さんの毒舌も楽しみつつ盛り上がっていけたらいいなと思います」と語った。
そして、梅沢が「生放送でしょ? 俺余計なこと言っちゃいそうだし、テレビのこと考えたことないし、とにかくハプニングはあると思いますよ、絶対に」と予告すると、吉田は「大丈夫です。危なくなったら『ハウス!』って言いますから」と頼もしくコメント。梅沢は「じゃあピッて止まればいいの?」と両手を前に出して可愛らしく止まる動きを見せ、会見から息の合ったやりとりを披露した。
梅沢はまた、受賞者として選ばれなかったことに「悔しい」と漏らし、「なんかくれてもいいかなと思いません? なんでも。特別賞でも適当なことを書けば」と仰天発言。すると、吉田が「今回歌って踊られるって聞いてます」と言い、梅沢は「聞いてない!」と暴れるも、「歌えって言うんだったら頑張って歌いますけど」と了承し、衣装代について「TBSは絶対払わない」などとひともめあった後、「衣装は一応作りますよ。間に合うかな」とニヤリと笑った。
さらに、『有線大賞』の司会の先輩として吉田が「2人が楽しんでいることが伝わればいい番組に」と話すと、梅沢は「最後ですもんね。終わりだったら何やってもいい。吹っ切れましたよ。やっぱ使うのやめとけばよかったと思い知らせてやろうと」と暴走宣言(!?)し、吉田が「これでおもしろかったら梅沢さんでもう1回やろうってなるかもしれないですよ」とうまくコントロール。会見から大暴れな梅沢だったが、司会として紹介される響きに「ドキドキした」と言い、「だんだんその気になりましたよ」とやる気が増したようだった。
なお、会見で進行を務めた江藤愛アナウンサーが本番でもアシスタント役を務める。