東京都交通局は16日、都電荒川線(東京さくらトラム)と日暮里・舎人ライナーに駅ナンバリングを導入すると発表した。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に備え、訪日外国人旅行者を含むすべての利用者にわかりやすい表示をめざす。

都電荒川線 / 日暮里・舎人ライナーの路線シンボルと駅ナンバリング

対象となるのは、都電荒川線の全30停留場と日暮里・舎人ライナーの全13駅。路線を表すアルファベットは都電荒川線が「SA」、日暮里・舎人ライナーは「NT」で、これに2桁の数字を組み合わせることで特定の駅を表す。都電荒川線は三ノ輪橋停留場が「SA01」、早稲田停留場が「SA30」。日暮里・舎人ライナーは日暮里駅が「NT01」、見沼代親水公園駅が「NT13」。11月下旬から、駅名標などの案内標識や車内路線図、車内案内、ウェブサイトなどで順次使用開始する。