「ハードロックカフェ」など200以上の施設を世界74カ国において運営するハードロック・インターナショナルの日本法人、ハードロック・ジャパンは、11月13日、日本における統合型リゾートの新構想「ハードロック・エクスペリエンス」を発表した。

ハードロック・ジャパン CEO エドワード・トレーシー氏

これまで、同社が各種ホスピタリティ事業の運営を通じて培ってきた経験を生かし、同プロジェクトではカフェやホテル、カジノをはじめ、音楽ライブイベントからスポーツイベントまで、幅広い世代が楽しめるエンターテイメント体験を提供する。ハードロック・ジャパンのCEOであるエドワード・トレーシー氏は、「日本の文化の伝統的要素と現代的要素を取り入れることで、日本人も海外からの観光客も魅了します」と、新たな構想について語った。

「ハードロック・エクスペリエンス」ロゴ

また、新構想とともに新たなロゴも発表された。「ハードロック」ブランドで使用しているロゴのグラフィックを継承しつつ、新構想を広く伝えるために“エクスペリエンス”という言葉を添え、“日本版IR(統合型リゾート)の未来”という新構想のスローガンを盛り込んだ。

エドワード・トレーシー氏とロックバンド・MUSE(ミューズ)の面々

同社は「ハードロック・エクスペリエンス」の第1弾として、11月13、14日に行われた人気ロックバンド・MUSE(ミューズ)の単独来日公演への協賛を実施した。今後もライブやコンサートなどのエンターテイメント分野のみならず、学術分野やスポーツなどを含む様々な活動を展開し、日本にIRの幅広い側面を伝えていく。

MUSE来日公演の様子