テレビ東京系ドラマシリーズ『三匹のおっさん』最新作、『三匹のおっさんスペシャル』(2018年1月2日21:00~)が放送されることが16日、明らかになった。

左から志賀廣太郎、北大路欣也、泉谷しげる

同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化し、パート3まで放送された。かつて悪ガキだった清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。スペシャルでは、重雄が商店街の福引で「日光の旅」を当て日光江戸村を訪れた3人が、映画ロケをするスター女優のバッグを盗もうとした犯人を捕まえたことから、町の映画館の存続をめぐる騒動に巻き込まれていく。

シリーズ初の地方ロケに、北大路から「日光結構ですよ!」とダジャレが飛び出すと、3人は「わはははは!」と大爆笑。志賀も「最初はね、もっと暖かいところがいいと思ったけど。日光結構だ」と繰り返し、フレーズを気に入った様子だった。

北大路は同シリーズに出演することで「小学生の女の子からラブレターをもらいました」と告白。「『三匹のおっさん見ています。頑張って! 格好いい! 次はいつやるの?』ってね。で、『応援ありがとう。君も頑張ってね。おじさんも頑張るからね』って返事を書いてね。そういうお子さんたちも見てくれるんじゃないかな」と期待を寄せた。

また、泉谷が「『三匹のおっさん』は永遠に続けたいくらいのものなので、わしらが死んでもやります、みたいなね」と宣言すると、3人がまたも爆笑。泉谷は「そのころになるとCGやアニメーションもできるだろうし」と冗談めかして周囲を笑わせた。志賀も「末永くよろしくお願いしますということだし、今の世の中の生き方というか、そういうことにもちょっと思いを馳せてもらえればいいですね」と今後の展開にも思いを馳せ、北大路はスタッフにも感謝しながら「こういう友情や人間関係はなかなか持てるようで持てないしね。そういう意味で仕事上ではあるけれど、『三匹のおっさん』の絆は大事にしたい」と語った。

他、レギュラー陣として大野拓朗、三根梓、西田尚美、甲本雅裕、藤田弓子、中田喜子が出演。さらに三匹の敵として、おっさん史上“最凶”なキャラクター達も登場し、三匹を追い詰めるという。