主婦の友社はこのほど、書籍『爆ラク! 小鍋』(1,100円・税別)を発売した。
同書の著者は、国際中医薬膳師・国際中医師の資格を持つ料理家の井澤由美子さん。食材の効能と味を生かしたシンプルなレシピには定評があるという。
同書では材料が少なく、下ごしらえや調味が楽で寒い時期にぴったりの小鍋レシピを、1~2人分の食べきり分量で紹介している。小鍋料理は鍋に具を入れて煮るだけであっという間に完成するため、疲れて何も作る気力がわかないときの料理に適しているという。鍋のまま食卓に出してもよく、洗い物も少ない点もメリットとなる。
レシピは材料が2つだけの「ひき肉とレタスの鍋」や、買い物に行けない日や給料日前に作りたい「かにかまとキャベツのちゃんぽん鍋」、人気のエスニック鍋、真っ黒な「黒ごま豆乳鍋」、玉ねぎが丸ごと入った「卵とじ鍋」といったSNS映えするビジュアル系の鍋など、種類豊富に紹介している。
また、体調が優れないときに適した消化吸収のよい鍋も掲載。デトックス効果のあるクレソンを使用した「鶏肉とクレソンのレモン鍋」など、美肌・アンチエイジング効果がある食材を使った鍋も紹介している。薬膳の観点からおすすめ食材についての解説をしているため、毎日の食事作りにも役立つとしている。