京王電鉄はこのほど、2018年春に京王線多摩動物公園駅前(東京都日野市)に開業予定の新たな子ども向け全天候型の遊戯施設の名称を、「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」に決定した。

「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」外観イメージ

同施設では、木のおもちゃなどに触れ合うことで木材や環境への理解を深める「木育」、体を使って楽しむ「体育」、自分で考えてさまざまなものを作り出し学ぶ「知育」の3つのテーマが同時に楽しめる。

命名にあたっては、施設テーマである3つの「育(はぐくむ)」を表現。また、リズミカルに反復させることで、子どもが覚えやすく、発音しやすいように「HUGHUG(ハグハグ)」とした。また、子どもを抱きしめる(hug)ように、愛情をもって育める施設であってほしいとの想いも込めている。ロゴマークは、子どもに親しまれやすい、ポップでカラフルな色合いにまとめた。

「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」ロゴマーク

施設デザインは、自然豊かな森の中で、子どもにめいっぱい遊んでもらうことをイメージ。外装・内装デザインには、森や林、白木など自然の風合いを生かしつつ、カラフルな色調を差し色として取り入れることで、楽しさと上質さを感じられる空間を表現している。内装には地域に根差した取り組みとして、多摩産の木材を多用した。

ターゲットは、0~12歳の子どもとその保護者。「木育」「体育」「知育」の3つのテーマが楽しめるよう、日本最大級のネット遊具(高さ約12m、直径約15m)や屋内ミニSL(1周約200m)など、全7種類のコンテンツがあり、収容人数は約600人と国内では有数の子ども向け全天候型の大型遊戯施設となる。

「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」エントランスイメージ

さらに多摩動物公園エリアに不足していたカフェレストラン「HUGHUG CAFE」を併設し、子ども用メニューやセットメニューなど、さまざまなメニューのほか、パーティに便利な個室も用意する。

開業日は、2018年春。なお、同施設の象徴となるような、誰にでも親しまれるキャラクターを企画中。名称やキャラクターの詳細は。決まり次第発表するとのこと。

同社では、多摩動物公園駅周辺にある多摩動物公園や京王れーるランドと連携し、エリアの回遊性や集客力を強化することで、子育てファミリーを中心に楽しんでもらえるよう、さらなる魅力向上・活性化を図る、としている。