テレビ朝日系ドラマ『重要参考人探偵』(毎週金曜23:15~)に出演する俳優の西岡徳馬が、若かりし頃のファッションについて語った。
Kis-My-Ft2の玉森裕太、NEWSの小山慶一郎、俳優の古川雄輝演じるイケメン3人組のモデルが毎回殺人事件に巻き込まれながら、スッキリ痛快に解決していくコメディータッチの同ドラマ。西岡は、いつも死体の第一発見者となってしまう圭(玉森)に関心を持つ、警視庁捜査一課長・古仙淳役を演じている。
同ドラマの制作発表会見で、玉森がロンドンブーツとベルボトムパンツの衣装を着ているのを見て、懐かしくなったと話していた西岡だが、「ちょうど、1964年の東京オリンピックの頃だったかな。学生服なんかも、裾はビロンビロンにするのが流行ってね。うちの親父が『どうしてこれが流行っているかお前たち知っているか』と聞いてきたんだけど、知らないと答えたら、『あれはね、水兵さんのズボンなんだよ。水兵さんが海に落ちた時のために、靴を履いていても脱ぎやすくなっているんだよ』と教えてくれたのを、今でも覚えています」と振り返る。
当時の男性が、ファッションに興味を示さない中、西岡の父はおしゃれだったそうで、「うちは横浜だったんだけど、近くの港に外国船が入ったって聞くと、そこに行って、船から降りてくる人を眺めるんですよ。そうすると、当時のアメリカで流行っていた最新のファッションを知ることができるでしょ? 俺はそれをスケッチして、洋服屋に持って行って、これと同じもの作ってくれって頼んでたんだ。親父がうるさかったから、俺もファッションにはすごく気を遣っていたね」と影響を受けたそう。
現代の若者に向けて、「今は情報がたくさんあって、若い男の人達はみんなオシャレだよね。いっぱい情報がある時代だから、一番自分に似合うものはどれなのかっていうのを選んでいくことが大事なんじゃないかな」とアドバイスした。