舞台『KING OF PRISM-Over the Sunshine!-』(舞台『キンプリ』)の東京公演が11月8日、東京・AiiA 2.5Theater Tokyoにて開幕し、同日に関係者向けのゲネプロが行われた。
出演は、一条シン役の橋本祥平、神浜コウジ役の小南光司、速水ヒロ役の杉江大志、仁科カヅキ役の大見拓土、太刀花ユキノジョウ役の横井翔二郎、香賀美タイガ役の長江崚行、十王院カケル役の村上喜紀、鷹梁ミナト役の五十嵐雅、西園寺レオ役の星元裕月、涼野ユウ役の廣野凌大、如月ルヰ役の内藤大希、大和アレクサンダー役のspi、高田馬場ジョージ役の古谷大和、氷室聖役の栗田学武、法月仁役の前内孝文。
舞台『キンプリ』は、劇場アニメ作品『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(『キンプリ』)や劇場アニメ作品『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(『キンプラ』)を原作にした2.5次元舞台。舞台『キンプリ』では、歌やダンスだけでなくプロジェクションマッピングを使用し、プリズムショーやプリズムジャンプを再現していることや、一部シーンでは観客からの声援やサイリウムなどを使った「応援上映」が取り入れられていることが大きな特徴となっている。
すでに11月2日から11月5日にかけての大阪公演を経ているだけに、キャストたちの息はピッタリ。特筆すべきはプリズムショーの再現度合いだろう。観る前まではプリズムショーをどう再現するのか、まったく予測がつかなかったのだが、「こんな方法があったのか」と度肝を抜かれるシーンが多々あった。ネタバレになるので、あまり触れられないのだが、あえて挙げるとするならば、序盤のOver The Rainbowが歌う「athletic core」のシーンだろうか。まばたき禁止だ。
また、各イベントなどで菱田正和監督が語っていた『キンプリ』内では描かれずカットされたシーン、『キンプラ』以前のシーンなど、舞台で補完されている箇所もいくつかある。舞台版はアニメ本編と同じく青葉譲が脚本を手がけており、オリジナルシーンや新曲も用意。まさに完全版『キンプリ』といっても過言ではない出来となっている。東京公演は12日まで上演。