アイデムは11月8日、「2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査」の結果を発表した。同調査は10月1日~3日、2018年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女655名を対象に実施したもの。

最初に「2017年10月1日時点の就職活動の主な活動」について聞くと、78.3%で「内定獲得/就活終了段階」が最も多く、前回調査から5.3pt増加した。次いで、「内定獲得/就活継続段階」(8.9%)、「面接・試験段階」(7.2%)。以降、「準備活動段階」(2.3%)、「まだ何も始めていない」「エントリー活動段階」(どちらも1.7%)と続いた。

「現在の就職活動のステータス」(過去調査との比較)

また、「各活動ステータスに到達した学生の割合」をみると、10月1日時点では「準備活動段階」が98.3%、「エントリー活動段階」が96.6%、「面接・試験段階」が95.0%、「内定獲得段階(内定獲得率)」が87.9%となった。

「各活動ステータスに到達した学生の割合」

さらに、「働きやすい企業だと感じる制度」を聞くと、1位は「残業削減の取り組み(残業禁止、ノー残業デイの設定・等)」(46.0%)だった。次いで2位「有給休暇以外の独自・特別休暇の設定(バースデー休暇、ボランティア休暇、リフレッシュ休暇・等)」(44.3%)、3位「女性の育児休暇取得率・獲得率が高い」(42.4%)。以降、4位「年次有給休暇等の取得推進や柔軟に取得できる制度」(40.9%)、5位「男性の育休取得など育児参加の推進」(37.1%)となった。

「働きやすい企業だと感じる制度」