朝日新聞社は11月8日、同社運営の「Reライフプロジェクト」にて実施した、「お墓の悩み」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月8日~10月5日、50代以上を中心とする男女421名(男性148名、女性273名)を対象に、インターネットで行われた。

いつかは迎える二人きりの老後生活。40年以上も昼間は別々に行動していた夫婦が、四六時中一緒にいることになった時、お互いにどのような感情を抱くのだろうか。「生まれ変わってもまた」「お墓の中でも一緒に」と思える夫婦はどのくらいいるのだろうか。早速、アンケートの結果を見てみよう。

「配偶者と同じお墓に入ること」について聞いたところ、「当然だ」(39%)が最も多く、次いで「悩む」(11%)、「仕方がない」(9%)、「できれば避けたい」(6%)、「絶対に嫌だ」(4%)という順で続いた。

「配偶者と同じお墓に入ることについて」

この結果を男女別にみると、男性は「当然だ」が54%と半数を超えたのに対し、女性は30%に留まる結果に。また、男性は「仕方がない」「悩む」が5%、「できれば避けたい」「絶対に嫌だ」がともに1%と低い割合を示したが、女性は「悩む」が13%、「仕方がない」が11%、「できれば避けたい」は8%、「絶対に嫌だ」が5%と、一緒にお墓に入ることに対して抵抗があることが伺える結果となった。