俳優のリリー・フランキーが、フジテレビ系ドラマ『刑事ゆがみ』(毎週木曜22:00~)で、9日に放送される第5話に出演する。
浅野忠信演じる弓神適当と神木隆之介演じる羽生虎夫の凸凹バディ刑事が、難事件を解決していく同ドラマ。リリーは浅野と初共演で、神木とは映画『バクマン。』(15年)以来の共演となる。
また、担当する西谷弘監督とは、リリー原作の『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』(06年・フジテレビ系)でタッグを組んで以来。同作で、リリーの幼少時代を神木が演じていたつながりもあり、撮影現場は終始笑いに包まれた和やかなムードで進行した。
そんなリリーが今回演じるのは、どこかあやしげな男・通称マリッチ。言葉巧みに人の心を操る詐欺師役で、弓神や羽生と対峙(たいじ)していくことになる。
リリーは、浅野について「バンド活動でご一緒したことしかなかったので、お芝居させていただき、本当に楽しかったです。浅野さんの包容力というか人間力が素晴らしくて、演技しながらも普通に"弓神に笑わされている"状態でした」とコメント。一方の神木については「仕事よりプライベートで会う方が多いと思います。僕の原作ドラマで、僕の幼いころを演じてもらったんですが、大人になったなーと思いつつ、いい意味でずっと変わらないですね」と評した。
今回の役については、西谷監督から「井上陽水さんみたいな感じで演じて」と言われたそうで、「実は、陽水さんや監督たちとたまに麻雀をすることがあるのですが、陽水さんがふとした瞬間にみせる"ちょっと相手を言いくるめる感じ"を想像しながら演じました」と役づくりを明かしている。
この第5話には他にも、板谷由夏、木下ほうか、丸山智己らがゲスト出演する。
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