秋のお祭りと言えば、威勢のいい声が飛び交う酉の市も有名ですね。豊かな財運、幸せをかき集める酉の市の過ごし方を紹介します。

活気のある酉の市で財運と幸せをかき集めよう!

2017年の酉の日は3日ある

「おとりさま」とも「大酉祭」とも呼ばれる酉の市。その起源は、江戸時代に始まった神社での秋の収穫祭と伝えられています。酉の市では商売繁盛、開運招福となる宝船、お多福面、七福神、だるま、招き猫などが並びますが、なんといってもたくさんの縁起物で飾り付けられた大きな熊手が目を引きますね。もともと熊手は農具ですが、金運や幸運を「福かき集める」として、人気となりました。

酉は秋のエネルギーを持ち、金運と深い関わりがあります。11月の酉の日に立つ酉の市。2017年の酉の日は、11月6・18・30日。今年は3回巡ってきます。それぞれ一回目の酉の日を一の酉、二回目の酉の日を二の酉、三回目の酉の日を三の酉と呼びます。酉は方角では、西を意味します。どこの神社に行くか迷ったら、自宅から見て西側の神社へ行きましょう。さらに運気がアップします。

お金をかきこむ熊手の買い方は?

熊手を買う時には、威勢のいい掛け声が飛び交います。売り手の買い手との間で、値段の駆け引きが行われるためです。交渉成立となれば、三本締めの拍手がにぎやかに響きます。

熊手はできるだけ安く買うと縁起がいいとされますが、風水ではお金は循環させて大きく育てるもの。値下げしてもらった値段で買い、差額分はご祝儀として、最初に聞いた値段程度を支払うと、やがて大きな財運となって自分のところへ返ってきます。また、熊手は昨年買ったものよりも、少し大きめのサイズを買うと、さらなる幸運を呼び込めるとされます。

熊手はどこに飾ると幸せになれるの?

開運を招く熊手は、玄関に置くのが最良です。外からの幸運をたくさんかきこめるよう玄関のドアに向けて、必ず高い位置に飾りましょう。

この他には神棚、家の西側に置き東に向けるのもオススメです。スッキリと気持ちがいい場所に飾ることが基本です。埃が溜まっている、汚れているなどですと幸運をかきこめず、障害や災いを集めかきこんでしまいます。しっかりお掃除をしてから飾りましょう。

熊手のべスポポジションは玄関。できるだけ高い位置に飾ろう

活気がある場所は、そこに行くだけでもご神気がいただけます。酉の市では、黄金餅やサトイモの一種の八頭(やつがしら)も人気です。おいしいものを身体に取り込み、開運するのもいいですね。

※画像はイメージ

著者プロフィール: 月香(つきか)

ハート占い1to1ハートスクール1to1主宰。
幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。
スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引きよせることができると実感する。
スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。
モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。