歌手でギタリストの布袋寅泰(55)が、4日に放送されたフジテレビ系情報番組『めざましどようび』(毎週土曜6:00~8:30)にVTR出演し、楽曲「スリル」がお笑い芸人・江頭2:50(52)の登場曲として使われていることについてコメントした。
街頭アンケート100人による「みんなが好きな、布袋寅泰が作曲した曲ベスト5」をもとに、西山喜久恵アナウンサーがインタビュー。アンケート結果は、1位「プライド」(96・今井美樹)、2位「スリル」(95)、3位「Miss You」(94・今井美樹)、4位「バンビーナ」(99)、5位「POISON」(95)だった。
布袋は2位から4位の曲を「今でもライブでとっても人気のある曲」「この3曲はさまざまな要素で実験にあふれているし、とってもキャッチーでみなさん歌いたくなるような、ギターを弾きたくなるような。ただのヒット曲ではなくて作者として誇りに思っています」と説明。
「スリル」の実験要素としては「ビート、リズム、ギターとの絡み合い。サウンド的なインパクト。ラジオで流れてもテレビで流れても、どこで聴いても『布袋の音だ』と分かってもらえるように。そんなことを意識して作りました。カッコイイ曲だと思います」と解説した。
江頭の登場曲として使われていることについてコメントを求められると、「はじめはどうなのかなと思いましたけどね。困ったことになってるなぁと」と笑顔を見せ、「今となれば彼は彼。彼もまた素晴らしい人。ジャンルは違いますけど命かけてますからね」と称賛。「でも、江頭のテーマではない」と付け加えて笑いを誘っていた。
「初めて自分で100点満点だと思います」と胸を張るアルバム『Paradox』(発売中)を引っさげて全国ツアー中の布袋。ロンドンに活動拠点を移してからの5年を振り返りながら、「家族みんな僕を信じてくれて」「最初の1~2年は、娘にとっても(妻の今井)美樹さんにとっても慣れない場所で暮らすのはとても大変だったろうし」「ギターケースをかついで『今日も行ってくるよ』と言って出て行く姿を見て今も変わらず応援してくれています」と家族への感謝の気持ちを伝えていた。