俳優の山崎賢人が3日、映画『氷菓』(11月3日公開)の公開初日舞台挨拶に、広瀬アリス、岡山天音、小島藤子、天野菜月、本郷奏多、安里麻里監督とともに登場した。

左から安里麻里監督、天野菜月、小島藤子、山崎賢人、広瀬アリス、岡山天音、本郷奏多

同作は小説家・米澤穂信のデビュー作を実写化。シリーズ累計は205万部を突破し、コミックス、アニメなどのメディアミックス化も行われている。"省エネ主義"の高校一年生・折木奉太郎(山崎)が、姉の命令で入部した古典部で出会った美少女・千反田える(広瀬)と学園の謎を解き明かしていく。

親友同士の山崎と岡山は、舞台挨拶でも仲の良さを見せる。最近嬉しかったことと悲しかったことを聞かれた岡山は「嬉しいのは、こうやって忙しい中、賢人に会える」とラブラブぶりを発揮。「昨日も本当は、舞台挨拶があるから泊まりに行っていい? って言ったら、賢人が遅かったんで、じゃあ今度にするかって。で、今日こうやって会えた。嬉しいことも悲しいことも賢人のことですね」と、愛を語った。

エピソードを聞いた山崎も「あまりにもこの2人の絡みがありすぎて、これだけになっちゃうのがあれかなと思って抑えてた。気持ちを抑えてた」と告白。「本当に嬉しいんですよ、親友役を実際にやれて」と喜びを表す。岡山も「俺はずっと賢人を思ってんだな、という。そこに気付かされる日でした。今日は」としみじみと語った。

また、本郷が「小島さんが、ホテルに泊まった時に上の部屋がバッタンバッタンうるさかったんですって。賢人と天音くんが2人で同じ部屋にいたらしくて」と暴露。岡山は「賢人が、仰向けで寝てる俺に馬乗りになってこう……」と、反復横跳びのようなステップを再現した。「それが軽やかすぎて。目の前の光景が鮮やかすぎて、『スパイダーマンみたい!』と言ったら、賢人が『アメイジング!!!』って」と明かすと、会場中が爆笑に包まれ、山崎は「覚えてない! テンション上がりすぎちゃって……」と照れた様子を見せていた。