2017年11月2日、富士通、レノボ、日本政策投資銀行(DBJ)の3社は共同で、PC事業の提携について、正式に合意したと発表した。
富士通は、100%子会社である富士通クライアントコンピューティング(FCCL)の株式を、レノボに51%、DBJに5%譲渡。これにより、FCCLを富士通、レノボ、DBJの合弁会社とする。なお社名はFCCLをそのまま残す。株式譲渡は、2018年度第1四半期を目途に行い、富士通は株式譲渡によって、計280億円を受け取る。
合弁会社の代表取締役社長には、現在FCCLの代表取締役社長を務める齋藤邦彰氏が就任。合弁会社となった後も、引き続き富士通ブランドの製品を提供し続けるとしている。また、国内の個人向け製品は、FCCLから量販店経由、またはユーザーに直接提供し、サポートサービスもFCCLが行う。