JVCケンウッドは11月2日、「N_W」(エヌダブ)レーベルのワイヤレスヘッドホンとして、SOLIDEGEシリーズのオーバーヘッド型「HA-SD70BT」とネックバンド/カナル型「HA-FD70BT」、XXシリーズのネックバンド/カナル型「HA-FX99XBT」を発表した。いずれも高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」に対応する。HA-SD70BTは11月下旬、HA-SD70BTとHA-FX99XBTは11月上旬の発売を予定している。
SOLIDEGEシリーズのヘッドホン「HA-SD70BT」
HA-SD70BTは、JVCケンウッドが2016年に立ち上げたレーベル「N_W」(エヌダブ)の新モデルで、SOLIDEGEシリーズに属するヘッドホン。接続はワイヤレス/Bluetoothでありつつも、K2テクノロジーでハイレゾ相当にアップコンバートすることにより、送信側のスペックや音源、BluetoothのA2DPプロファイルに影響されず高音質を楽しめるとする。Bluetoothの対応コーデックはSBC、AAC、aptX。
ハイレゾ対応の40mm径のドライバーには伝搬速度に優れたチタンコート振動板を採用、キレのある重低音と鮮やかな中高域再生を目指した。ボディはアルミオーナメント/ステンレスハンガーを採用、シンプルでありつつも高級感を演出している。カラーバリエーションはメタリックブラック/ブルーの2色、連続再生時間は20時間。推定市場価格は27,000円(税別)。
SOLIDEGEシリーズのネックバンドイヤホン「HA-FD70BT」
N_W(エヌダブ)レーベル、SOLIDEGEシリーズのネックバンド/カナル型イヤホンとしてラインナップされた「HA-FD70BT」は、オーバーヘッド型「HA-SD70BT」同様にK2テクノロジーに対応、Bluetoothオーディオをハイレゾ相当にアップコンバートできることが特長。ネックバンドスタイルを採用、ボディはステンレス製とすることで質感向上を図った。
ドライバーには伝搬速度に優れたチタンコート振動板を採用、鮮やかな中高域再生を狙うとともに、ステンレス製ボディにより不要な振動を抑えることでキレのあるソリッドなサウンドを実現できたという。カラーバリエーションはメタリックブラック/ブルーの2色、連続再生時間は7時間。Bluetoothの対応コーデックはSBC、AAC、aptX。推定市場価格は25,000円(税別)。
重低音指向のXXシリーズ「HA-FX99XBT」
HA-FX99XBTは、重低音指向のXXシリーズから登場したネックバンド/カナル型イヤホン。HA-SD70BTやHA-FD70BTと同様にK2テクノロジーによるハイレゾ相当アップコンバートに対応する。また、Bass Boost回路を搭載し、SOUNDボタンを押すと「ノーマル」「K2」「BASS BOOST」を切り替えることができる。カラーバリエーションはブラックのみ、連続再生時間は8時間。Bluetoothの対応コーデックはSBC、AAC、aptX。推定市場価格は25,000円(税別)。