京王電鉄は1日、2018年春の開業をめざす多摩動物公園駅前の遊戯施設の名称を「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」に決めたと発表した。

「京王あそびの森 HUGHUG」外観イメージとエントランスイメージ

同施設は、木のおもちゃなどに触れ合うことで木材や環境への理解を深める「木育」、体を使って楽しむ「体育」、自分で考えてさまざまなものを作り出して学ぶ「知育」の3つのテーマをあわせ持つ子供向け全天候型施設。施設名の「ハグハグ」は3つの「育くむ」を意味するとともに、子供を抱きしめる「ハグ」の意味も持たせ、愛情をもって育める施設であってほしいとの思いを込めたという。

施設内には高さ約12m、直径約15mの日本最大級のネット遊具や1周約200mの屋内ミニSLなど、3つのテーマに沿った全7種類のコンテンツを備える。収容人数は約600人で、国内では有数の全天候型大型遊戯施設になるという。多摩動物公園エリアに不足していたカフェレストランも併設し、子供向けメニューやセットメニューなどをそろえるほか、パーティに便利な個室も完備する。

施設デザインは自然豊かな森の中で遊ぶことをイメージしたものとし、森や林、白木など自然の風合いを生かしつつカラフルな色調を差し色として取り入れ、楽しさと上質さを感じさせる空間とする。地域に根差した取組みとして、内装には多摩産の木材を多く用いる。