シャボン玉石けんはこのほど、「歯磨きに関する調査」の結果を明らかにした。同調査は10月14日~18日、20代~60代の男女519人を対象にインターネットで実施したもの。
寝ている間に口の中の雑菌が増えることを知っているか尋ねたところ、91%が「知っている」と回答した。
朝はどのタイミングで歯を磨くか聞くと、51%が「朝食後」、34%が「朝食前(寝起き直後)」、8%が「朝食前(寝起き直後)と朝食後の両方」と答えた。「朝食後に歯を磨く」「朝は歯を磨かない」と答えた人が半数を超え、約6割が口内が雑菌だらけのまま朝食を食べていることがわかった。
朝の歯磨きのタイミングの回答を男女別で見ると、朝食前に歯を磨いているのは女性は38%、男性は46%だった。男性のほうが朝食前の歯磨き実施率が高いことが明らかになった。
寝起きの口の中のネバネバは気になるか尋ねると、合計で63%が「とても気になる」「やや気になる」と回答した。「あまり気にならない」は29%となっている。寝起きの口臭が気になるかという問いに対しては、合わせて69%が「とても気になる」「やや気になる」と答えた。
朝食前に歯を磨かない理由について尋ねたところ、「朝食後に歯を磨くから」(57%)、「歯みがきの直後に食事をすると味が変わるから」(28%)という回答が多かった。忙しい朝、歯磨きと食事の間の時間を空けられないこともケアが行き届かない要因であることがわかった。
医療法人藤崎歯科医院の藤崎隆生院長によると、歯のケアにはブラッシングが一番大切であるとのこと。朝起きて口の中がネバネバするのは、夜寝ている間に口内に繁殖した細菌が原因であるため、寝起きのブラッシングもおすすめとのこと。