インテージは10月31日、ビジネスパーソンの「外飲み」に関する調査結果を発表した。調査は10月13日~16日、20~59歳の有識男女1,092名を対象に、インターネットで行われた。
41.1%がここ3カ月飲み会なし
調査ではまず、最近3ヵ月の仕事帰りの外飲み頻度について調べたところ、41.1%の人が「行っていない」と回答。最近3ヵ月以内に飲み会に行っている人は約6割となり、そのうち1割強は「ほとんど毎日」~「週1日くらい」(12.7%)行っていることがわかった。
続いて、会社帰りに誰と飲みに行くのかを聞くと、「職場の同僚」(71.3%)が圧倒的に多く、次いで「職場の上司」(36.1%)、「会社、職場以外の友人・知人」(21.5%)と続いた。
飲み会の目的については、「会話を楽しんだり、コミュニケーションをとりたかったから」(60.6%)、「ストレス解消や気分転換をしたかったから」(39.6%)、「ついあいで、誘われたから」(37.3%)が上位に。"飲みニケーション"という言葉が死語になりつつある現代に、依然として職場において健在であると言える結果となった。
飲み代予算、最も低いのは20代女性
次に、1回当たりの飲み代について調査したところ、平均で4,053円となった。性年代別にみると、最も高かったのは男性50代で4,346円。男性50代は、外飲み頻度は他層に比べて高くなかったものの、1回にかける金額が高い傾向に。一方、最も低かったのは女性20代で3,339円。外飲みに行く頻度は他層に比べて多かったことから、1回の飲み代は低予算に抑えて外飲み頻度を増やしているよう。また、男女ともに年代が上がるに連れて金額も高くなる傾向がうかがえたが、女性は40代(4,154円)が最も高く、50代では3,607円に下がる結果となった。
なお、お店の選び方については、「なるべく自分が利用したことがあるお店を選ぶ」(41.2%)、「家族、友人、知人、会社の人にお店を紹介してもらう」(36.4%)、「グルメサイトを使う」(32.9%)が上位に並んだ。