西武鉄道は30日、40000系が第11回キッズデザイン賞で内閣総理大臣賞を受賞したことを記念するヘッドマークを同車両に掲出した。当分の間、掲出を継続する。
キッズデザイン賞は、子供たちの健やかな成長につながるデザインや子供を産み育てていく上で配慮のあるデザインを顕彰するもの。子供向けに作られたデザインだけでなく、一般向けに開発されたものも対象となる。40000系が獲得した内閣総理大臣賞は、今年度応募があった462点の頂点に輝く最優秀賞に相当する。
受賞にあたっては、車いす・ベビーカー利用者や大きな荷物を持つ人が快適に利用できるスペース「パートナーゾーン」の導入、トイレ内へのベビーシートの設置、各車両への空気清浄器の設置など、子供目線・子供連れ目線のアイデアを取り入れたことが評価された。
10月30日から掲出している記念ヘッドマークには、アルファベットの「K」を図案化したキッズデザインのシンボルマークと「第11回キッズデザイン賞」「内閣総理大臣賞(最優秀賞)受賞」の文字などが描かれている。