京成電鉄はこのほど「スカイライナー」の車両AE形の車いすスペースを増設したと発表した。従来は1編成につき1カ所のみだったが、今後は2カ所(ともに5号車)に増やす。
車いす利用者へのサービス向上と、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据えた車内バリアフリー設備の充実を図る目的で実施された。増設する車いすスペースには既存の車椅子スペースと同様に非常通報装置や手すりなどを設置し、利便性と安全性に配慮する。
10月21日から車いすスペースを増設したAE形が運用に就いており、今後も順次工事を進め、2018年度中に全8編成への増設を完了する予定としている。