フジテレビ系で30日(23:15~)にスタートした新バラエティ番組『AI-TV』(レギュラーは毎週月曜23:00~)の初回視聴率が、関東地区で2.9%、関西地区で3.5%を記録したことが31日、明らかになった。
同番組は、「AI(人工知能)×若手芸人が作る新感覚バラエティ」を掲げ、ヒューマノイドロボット・PepperをMCに迎え、霜降り明星・バッドナイス・フースーヤ・ゆりやんレトリィバァ・四千頭身という10人の芸人たちが出演。ロケ企画に加え、漫才やコントも披露された。
その中で、視聴率を予測するAIを使って、この初回放送の視聴率を予測して発表するという、おそらくテレビ史上初の試みを実施。過去の視聴率の推移や出演者、内容なども加味して算出したもので、予測する企業の担当者は、その精度を「95%」と説明していた。
そして、番組では「5.0%」という数字を発表。この瞬間、出演者たちは歓喜にわいていたが、実際の結果はその予測を下回った。
この日は、AI技術を使って、お年寄りの持つ白黒写真を鮮明にカラー化するといった心温まる企画なども放送され、まさにバラエティに飛んだ構成。伝統の深夜番組『新しい波24』から飛び出した、次代のフジを担う若手芸人たちの今後の奮闘ぶりに期待だ。
視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。