フィッシング対策協議会は10月30日、LINEをかたるフィッシングメールが拡散しているとして緊急情報を公開した。

フィッシングメールの例(フィッシング対策協議会Webサイトより)

メールは、「LINEへのメールアドレス」というタイトル。メール本文では、「あなたのアカウントパスワードは簡単すぎて安全面に問題がある」として、すぐにパスワードの変更が必要と偽り、フィッシングサイトに誘導する。LINE側も、LINEをかたった不審なメールやLINEのトークが出回っているという内容の注意情報を出している。

メールアドレスとパスワードの入力画面(フィッシング対策協議会Webサイトより)
入力するとLINEのアカウントを乗っ取られてしまう可能性もある

10月30日16時の時点で、フィッシングサイトは稼働中。同協議会では既にサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるとして、注意を促す。また、フィッシングサイトでアカウント情報(メールアドレス、パスワード)などの個人情報を絶対に入力しないよう呼びかけている。