タムロンは10月26日、35mmフルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ対応の超望遠ズームレンズ「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)」の発売日をアナウンス。11月16日発売となった。マウントはキヤノン用とニコン用を用意。価格は90,000円(税別)。
「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)」は、焦点距離が100~400mmの超望遠ズームレンズ。9月15日に開発が発表されていたが、正式に発売日が決定した。
高速制御システム「デュアル MPU」を採用。手ブレ補正処理専用のMPUを独立させることで4段分の手ブレ補正効果が得られ、システム全体の演算能力も向上。DSPブロック内蔵のMPUは信号処理能力が高くAFの追従性に優れる。
レンズ構成は11群17枚で、特殊硝材LDレンズ3枚の最適配置により収差補正とのバランスをとりながら、透過率の高いコントラスト感のあるクリアな描写が可能。また独自開発のeBANDコーティングとBBARコーティングにより、ゴーストやフレアを抑制する。
レンズ鏡筒の一部にはマグネシウム合金を採用。超望遠ズームレンズながら、クラス最軽量を達成している。主な仕様は以下の通り。
- 焦点距離 : 100-400mm
- 絞り開放値 : F4.5-6.3
- 絞り羽根 : 9枚(円形絞り)
- レンズ構成 : 11群17枚
- 最短撮影距離 : 1.5m
- 最大撮影倍率 : 1:3.6
- フィルター径 : 67mm
- 長さ : 199mm(キヤノン用)、196.5mm(ニコン用)
- 最大径 : 86.2mm
- 重さ : 1,135g(キヤノン用)、1,115g(ニコン用)