成田国際空港は10月26日、2017年冬ダイヤ(10月29日~2018年3月24日)期初にあたる11月5~18日期間の数字より、定期航空会社別スケジュールの集計結果を発表。総発着回数・国際線発着回数・就航都市数・定期乗り入れ航空会社数が、開港以来最高を記録した。

各ダイヤ期初の週間発着回数の推移

総発着回数は、国際線および国内線の旅客便における新規就航や増便等により、2016年冬ダイヤより126回、過去最高だった2017年夏ダイヤより16回増え、4,736回/週と開港以来の最高値を更新した。国際線発着回数は、インドネシア・エアアジアX(5月25日)、エジプト航空(10月29日)、アエロロジック(10月29日)やエアソウル(10月31日)の新規乗り入れ、また、韓国・中国などアジア方面や太平洋線などの新規就航および増便により、2016年冬ダイヤより115回、過去最高だった2017年夏ダイヤより45回増え、3,740回/週と開港以来の最高値を更新した。

2017年冬ダイヤ定期航空会社別スケジュール発着回数

第1ターミナルの国際線・旅客便は44社

第2ターミナルの国際線・旅客便は35社

第3ターミナルの国際線・旅客便は5社。国際線・貨物便は17社。国内線・旅客便は7社。国内線・貨物便は1社

就航都市数は、エア・カナダのトロント線の通年化、JALのコナ線やエジプト航空のカイロ線の新規就航により、海外110都市、国内17都市、合計127都市(131路線)と開港以来の最高値を更新。定期乗り入れ航空会社数も今冬ダイヤ期初では、インドネシア・エアアジアX、エジプト航空、アエロロジックやエアソウルの新規乗り入れにより、定期乗り入れ航空会社数が97社と開港以来の最高値を更新した。

就航と指数と定期乗り入れ航空会社数

2017年冬ダイヤ期初の国際線旅客便の主な増要因(2016年冬ダイヤ比)

成田空港におけるLCCの旅客便発着回数の推移(国際線・国内線を合算)

成田空港におけるLCCの旅客便発着回数の推移(国際線と国内線)