アイドルグループ・嵐が、スマートフォン向けパズルRPG「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のイメージキャラクターを続投することが25日、わかった。新作CM「パズドラダンス」編(15秒・30秒)は26日から全国でオンエアされる。

『パズル&ドラゴンズ』

CMでは、モノトーンの燕尾服を着て嵐がステージに立ち、新曲「NOW or NEVER」のメロディーに合わせて"パズドラダンス"を踊る。背景に並ぶ格子状の空間には、表が赤、裏が青の衣装を着たバックダンサーが配置され、嵐のメンバーの指を動かすアクションに呼応して、色が変化。終盤ではフレームの上から「パズドラ」のドロップが次々と降下し、振り返りざまに二宮が「パズドラが好きです!」と言い放つと、全員でポーズを決める。

ダンスシーンはワンカットのため、ミスが許されない撮影となったが、二宮の「じゃあ、行きましょう!」という合図で、本番一発目からほぼ完璧なダンスを披露。「パズドラ」のドロップの動きをモチーフにした独特の振付や、バックダンサーと連動したアクションも難なくこなし、現場を沸かせた。

二宮の台詞は、セッティングの合間にメンバーを相手に練習が行われた。以前「パズドラをやりすぎて残像が見える」と言っていたほどのヘビーユーザーである二宮による「パズドラが好きです!」という言葉の力強さに、櫻井・相葉も笑顔を見せる。二宮が「(この台詞)かっこいいでしょ?」と無邪気に問いかけると、少し離れた場所にいた大野、松本もにこにこしながら見つめていた。

またメンバー同士が交差して、位置を入れ替えるシーンでは、見た目のインパクトを追求し、互いの距離がぶつかるスレスレの近さで踊ることに。櫻井は「案外みんな攻めるよね」と苦笑するも、「僕らはJr.時代を入れると、もう20年ぐらい一緒にいるので、それはホント上手にできました」と自信を見せた。しかし、松本からは「1回だけ俺に(櫻井が)すごい勢いでぶつかってきた時があったよ」と指摘を受けていた。

同CMには新曲が使われているが、CM用に歌詞が一部変わっているという。櫻井が「『バトル』という言葉が入っていて、これがCDになるとまた別の言葉になっていて」と明かすと、二宮も「ちょっと斬新だよね」と頷き、大野は「今までなかった」と同意した。

さらに振り付けは、パリを拠点に世界中で活躍するフランス人デュオ「I COULD NEVER BE A DANCER」が手掛けた。相葉は「指でドロップを動かしたり、スマホをタップしたりする振付は、みんなでマネできるポイントかなと思います」とポイントを語る。同デュオのオリヴィエはリハーサルの時に「カメラが回り始めると、一瞬にして輝きを増すグループ」と予感したというが、本番ではさらに「振り入れが速いだけでなく、すぐに自分たちのものにしていた。まさにプロフェッショナル!」と、嵐の5人の実力に舌を巻いていた。