ビー・エム・ダブリューは23日、エレガントなデザインとロングドライブでも快適に過ごせる高い機能性を兼ね備えたモデル、新型「6シリーズ グランツーリスモ(640i xDrive グランツーリスモ Mスポーツ)」を発売した。同時に記念限定車「640i xDrive グランツーリスモ Mスポーツ デビュー・エディション」も発売する。
「640i xDrive グランツーリスモ Mスポーツ」は、全長5,105mm×全幅1,900mm×全高1,540mmの堂々としたボディに、クーペスタイルの流れるようなデザインを採用した。インテリアは上質なデザインを実現しながら、多用途性や長距離ドライブでの快適性を重視。ラゲッジスペースは610リットルから1,800リットルと大容量で、後席のバックレストは電動リモコンで折りたたむことができる。ハッチバック式のバックドアには、電動開閉機能およびコンフォート・アクセス・システムが標準装備される。
搭載されるエンジンは3.0リットルの直列6気筒ターボで、最高出力340PSを発揮。高精度ダイレクト・インジェクションやバルブトロニックなどにプラスして、エンジンをカプセル化することで音響特性を改善し、暖機時間を短縮する新技術も採用した。0-100km/h加速は5.3秒と俊足ながら、同時にJC08モード燃費は10.9km/リットルと環境性能も両立している。
ラインアップは「640i xDrive グランツーリスモ Mスポーツ」の1モデルのみ。価格は1,081万円。同モデルの発売を記念した限定モデル「640i xDrive グランツーリスモ Mスポーツ デビュー・エディション」は専用色のボディカラー、大型のガラスサンルーフなど数々の追加装備を採用して1,289万円(価格はともに税込)。発売記念限定モデルは日本全国限定40台の販売となっている。