セブン銀行は10月23日より、LINE PayとATM利用提携を開始した。これにより、全国のセブン銀行ATMでLINE Payへの入金(チャージ)と残高の出金が可能になる。
スマホのみのATM出金にも順次対応
LINE Payは、国内の月間利用者数が7,000万人を超えるコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」内で提供されているモバイル送金・決済サービス。LINE Payのアカウントにチャージされた金額の範囲内で、ユーザー間の送金、LINE Pay加盟店やJCB加盟店での決済を行うことができる。
このたびの提携により、セブン-イレブンに設置している全国2万3,000台以上のセブン銀行ATMで、24時間、LINE Payの入出金が可能になる。
セブン銀行は2017年3月より、QRコードをアプリで読み取ることで、カードレスでATMから入出金ができる「スマホATM」のサービスを展開(第一弾はじぶん銀行)。LINE PayもLINE Pay カードを用いた入出金だけでなく、ATMに表示されるQRコードを用いてスマホのみで入金操作ができる。なお現時点ではQRコードを利用してのスマホ出金はできないが、今後順次利用可能となる予定だ。
セブン銀行ATMでの入金(チャージ)手数料は無料。入金は1,000円単位で一部入金はできない。またアカウントの残高上限額以上の入金も不可。
出金はLINE Payで本人確認済み(銀行口座を登録)のユーザーのみ利用可能。出金手数料は216円(税込み)、出金は1,000円単位で1日の出金限度額は1万円。LINE Pay カードでの出金には暗証番号の設定が必要となる。