お笑いコンビ・ハイヒールのリンゴが、きょう21日に放送されるカンテレのバラエティ番組『おかべろ』(毎週土曜14:27~ ※関西ローカル)に出演し、東京進出を意識した過去を語る。
テレビ局近くの飲食店へ収録の合間に訪れる有名人に、ナインティナインの岡村隆史と、店主のロンドンブーツ1号2号・田村亮が質問をぶつけていくという設定の同番組。ハイヒールは、ダウンタウンやトミーズ、ジミー大西、内場勝則(新喜劇座長)らと同期で、リンゴは、彼らのように東京進出する願望が「結婚するまではありました」と、本音を漏らす。
リンゴは「『私ら大阪でええねん』とか言っていた」と表向きには意地を張っていたものの、「ダウンダウンが東京に行ったときに、次は私らだと思っていた!」と当時の思いを告白。だが、のちに「大阪色の強い自分たちのキャラクターのままでは、東京では通用しなかった」と悟ったそうで、「その時にくっついて行ったら、全員売れなかったわ」と振り返る。
コンビ結成30周年を機に、2012年に漫才を再開させたハイヒールだが、その一方でリンゴは不安もあったそうで、「むっちゃむっちゃ怖い。むっちゃむっちゃスベるよ」と弱音も。岡村が、2人のネタ合わせの様子について質問すると、「殺気立ってるよ! 絶対スベられへんと思っているから!」と、ベテランコンビならではのネタの決め方を暴露する。
今でも必ず隔週でネタ合わせの時間を設けているといい、「親が死ぬ時以外は漫才!」と、ネタ合わせの時間を簡単に変更してはいけないと熱弁。漫才を再開した理由と、コンビとして目指す姿を熱く語る。