ドスパラは、同社運営のPCショップ「ドスパラ」の秋葉原店舗を再編成し、10月21日の午前11時15分にリニューアルオープンする。これを記念して、10月21日から31日まで、秋葉原店舗にて「ドスパラ 秋葉原店舗改装セール」を実施。限定特価品や、イベント、お得なキャンペーンなどを多数用意しているのとことだ。
今回のリニューアルに伴い、店舗の構成は以下のようになる。
ドスパラ秋葉原本店
1階 BTOパソコン・液晶モニター
2階 PCパーツ・PC周辺機器
5階 中古販売・VRパラダイス
6階 倉庫ドスパラ秋葉原別館(旧ドスパラパーツ館)
1階 デジタルアイディアグッズ上海問屋
2階 中古買取・サポート受付
3階 中古・サポート作業スペース
4階 倉庫
本店の新品パソコンの商品点数は約650、新品パーツは約7,350点、中古品は約1,350点となる。新規オープンを前に、リニューアル作業真っ最中の店舗にお邪魔させて頂いた。どんな店舗になるのか、ちょっとだけお見せしよう。
まず、本店の1階パソコンとモニターのコーナーだ。BTOマシンがデスクトップ型、ノートブック型ともにずらりと並ぶ。特徴的なのは、デスクトップマシンの陳列棚で、一台のマシンに対し、複数の液晶モニターが接続されているということだ。TFT、IPS、VAと、異なるパネルのモニターが設置されており、それぞれ見比べて購入の検討ができるようになっている。
2階はパーツ類、周辺機器を取り揃える。陳列に際し、実際の商品を箱から取り出して並べるようにした。箱が沢山並んでいると、確かに商品がギッチリ揃ってるという印象を受けるが、味気ないのも確か。そこで、今回は購入を検討している人たちに、見て触れるようにした。筆者が伺った時点では未だ設置中とのことだったが、レジ前には一押し商品を広めのスペースでディスプレイするとのことで、今、一番ホットな製品が入店して、パッと判るようになるという。
5階は中古販売とVRパラダイス。以前はVR製品がメインのフロアであったが、ユーザーから中古製品の扱いを拡大して欲しいという要望があったそうだ。それに応える形で、5階で中古品を拡充する運びとなった。本体はもちろん、パーツも豊富な品揃えで展開する。目玉はリノベーションPCのコーナーで、本格的なゲーミングPCが5万円台から購入できる。コンディション良好な中古マシンに新品のビデオカードなどを取り付けて販売するという形態で、アップグレードや改造の知識がなくても購入できるというのがウリだ。リノベーションPCの保証は3カ月で、ドスパラの会員になれば1年の保証となる。中古品でも新品購入同等のサポートを受けられるということになるので、中古で買うのはちょっと……という向きも安心だ。
続いて別館をご紹介。これまで「パーツ館」の名で親しまれていた店舗はリニューアルに伴い「別館」という名称に変更される。パーツ館で扱っていた商材が本館2階に移動したのもあるが、今回のリニューアルで大きく変わるのは、その本館2階にあった「上海問屋」が引っ越してきたところだろう。ワンフロアのみでの展開だが、安くて使えるものから、「ならでは」のオモシログッズまで多彩な商品展開となっている。
PC周辺機器はもちろん、モバイルデバイスのアクセサリー、車載用のデバイス、オーディオ機器、VRヘッドセットなどなど、実にさまざまな品揃えとなっているが、その中から、ドスパラ広報部の佐久間康子さんオススメの「マルチフィッシュケース」を紹介しよう。7月に販売が開始された鯛(タイ)バージョンと鮒(フナ)バージョンに続く製品で、今回は5.2インチのスマートフォンが入る大きさになっている。ファスナーを開けると内臓がプリントされているのが判り、細かいところまで拘った作りになっている(凝り過ぎという説もあるが)。
別館2階は中古品の買取およびサポート受付コーナー。取材に伺ったタイミングでは準備の真っ最中という趣きで、フロアにソファなどを設置していた。
今回のリニューアルオープンにあたって、秋葉原本店と秋葉原別館のみで改装セールが予定されている。数量限定の特価品を用意し、来店ポイント増額キャンペーンを実施するほか、税込1,000円以上の買い物で参加できるビンゴ大会、土曜日、日曜日はイベント「miharu/クラウンヒロがやってくる!」などのイベントが開催される。
リニューアルの注力ポイントは見て触って楽しいということと、顧客のニーズに応えられるスタッフを集めたというところにあり、それらは「ショップでの体験の向上」というキーワードに集約される。古い筐体から新しい筐体へということで、店内もパーソナルカラーであるブルーに統一し、装飾まで含めた上での新規オープンになるという。生まれ変わったドスパラにご期待頂きたい。