俳優の沢村一樹が19日、テレビ東京系新ドラマ『ユニバーサル 広告社~あなたの人生、売り込みます!~』(10月20日スタート 毎週金曜20:00~)の記者会見に、共演の和久井映見、片瀬那奈、要潤とともに登場した。

左から片瀬那奈、沢村一樹、和久井映見、要潤

同作は小説家・荻原浩の人気シリーズ「ユニバーサル広告社シリーズ」から「花のさくら通り」を映像化。沢村演じる倒産寸前の下町の広告会社で働くダメダメ広告マン・杉山が、港町の寂れたシャッター商店街の依頼を解決していく。脚本は2017年度前期連続テレビ小説『ひよっこ』等を手がける岡田惠和。

レギュラー出演者8人中4人(沢村、和久井、三宅裕司、やついいちろう)が、『ひよっこ』の出演者という布陣に、「僕の周りにもひよっこロスの人たちたくさんいて、すごくこのドラマを楽しみにしてくれるのが伝わってきます」と明かす。沢村は「世界観は変わらないですけど、ストーリーが違うので。前回愛子さんをやっていた和久井さんと、違う役で共演するとこういうことが起こるというところも」と見どころを表し、「また違った岡田さんの世界を覗いてみたいなという方には、ぜひおすすめ」とアピールした。そして最後に「みね子(有村架純)は出てません」と宣言した。

和久井は「ひとつ同じ作品で関わった皆さんで、また違う作品というのは、前回のものを心にとめおいて頂きながら、また違う世界で楽しんでいただけるようにというプレッシャーを抱えて現場に入られてると思う」と推測する。和久井は改めて「”ひよっこロス”になっている方に見ていただいても、また全然違う世界が広がってますから」と自信を見せ、「『ひよっこ』の人を見る目的で見ても、絶対『ユニバーサル広告社』のみんなが大好きになっちゃう」と語った。

また、撮影中の思い出を聞かれた片瀬は「言えないこといっぱいあるんですよ、沢村さんの」と含みを持たせる。和久井が「言わない方がいいと思います」と止めたが、沢村が「むちゃくちゃ気になるじゃないですか」と促したため、沢村が鼻毛を「触って」と和久井に勧めていたというエピソードを暴露。沢村は「鼻毛がすごく硬いんです。ちょっと入り口に指を入れるだけで鍾乳洞みたいになってるんです。それをずっと和久井さんに『触ってみない?』って」と振り返ると、和久井は「『いえいえ』って。ちょっと難しいです」と苦笑し、要は「撮影中のエピソードはそれだけです」とひょうひょうと乗っかっていた。