サニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート『秋が旬のおやつがダイエットにも美肌にも有効! 』を公開した。
秋に旬を迎える食べ物には、女性に嬉しい効果のあるものが多いという。同サイトでは、その中でもダイエットに必須の食物繊維やカリウムを豊富に含む「さつま芋」「栗」「干し柿」の3点を紹介している。間食に取り入れることでドカ食いを防ぎ、足りていない栄養素を補えるとしている。
さつま芋は食物繊維が多いので腹持ちがよく、むくみ解消に役立つカリウムも豊富だという。細胞の結合を強化するコラーゲン生成を助ける機能や、免疫力をアップして風邪を予防する働きがあるビタミンCは、リンゴの10倍以上もの量を含んでいるとのこと。
特筆すべき成分は、さつま芋だけが持つ糖脂質「ヤラピン」。昔から緩下剤として知られており、食物繊維との相乗効果で便通に効果があるとのこと。腸内環境を整え、ダイエットや美肌にもつながるという。そのほか、「若返りのビタミン」といわれるビタミンEや銅、パントテン酸、ビタミンB6、葉酸なども含まれている。
さつま芋は炭水化物だが、消化吸収がゆっくりで太りにくい糖質とのこと。おやつとして食べるなら、1.5cm程度の輪切りを2切程度が適量だという。カロリーの目安は、1切を40gとして約50kcal。
また、さつま芋を茹でて干した加工品である干し芋も、ダイエット中のおやつとして推奨している。干し芋に含まれるカロリーは1枚(約25g)なら80kcalと低カロリーではないため、食べる量は1日2枚程度が目安だという。温かいお茶などの水分を摂(と)りながら食べると満腹感が得られやすい。
栗には体内の余計な水分の排出や、体内の塩分濃度を適切に保つ効果があるとされるカリウムが豊富に含まれている。美肌に欠かせない食物繊維やビタミンCも多く、さつま芋と同様にデンプン質に包まれているので、加熱による損失はそれほどないという。
糖質・脂質・タンパク質のエネルギー代謝に必要なビタミンB群も豊富。疲労回復に役立つビタミンB1、細胞の成長を促進し老化防止するビタミンB2、アミノ酸の合成や代謝に必要なビタミンB6、血を作る葉酸も含まれている。渋皮には、ポリフェノールの一種で強い抗酸化作用を持ち、エイジングケアに効果的というタンニンも多いとのこと。
干し柿は柿を干したものだが、もともと柿には豊富な栄養が含まれており、干すことでその成分が凝縮される。甘味も非常に強くなるため、ダイエット中に甘いものが欲しくなったときでも十分に満足できるという。
生の柿と比べ、干すことで3倍以上にもなるのが「β(ベータ)カロテン」。βカロテンは体のさび付き防止作用が非常に高く、美容や健康の維持に活躍する成分であるという。体内に入ると必要量がビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つ作用、視覚の正常化などの役割も果たすとのこと。
そのほか、骨の形成や代謝、酵素の活性化に関係するマンガン、カリウム、タンニンも多い。糖質やカロリー(1個あたり約100kcal)は高めだが、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なので、量にさえ気をつければダイエットや美容の強い味方になるとのこと。おやつに食べるなら1個までにし、温かい水分と一緒に食べる方法を推奨している。
詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事『秋が旬のおやつがダイエットにも美肌にも有効!』で解説している。