オレンジページはこのほど、おとな世代の健康情報誌『おとなの健康 vol.5』(648円・税別)を発売した。
同誌の特集は50代以上の人に向けたもので、「ほどよく」やせて見た目が若々しくなり、健康寿命を延ばすことができる正しいダイエットを紹介している。50代以上は「やせる」よりも「太りすぎない」ことが大切で、いきすぎた糖質オフやウォーキングのしすぎなどの無理なダイエットは、筋肉量の減少や免疫力の低下を招くとしている。
食生活で気をつけなければならないこととして、「食後過血糖」が挙げられる。「食後過血糖」とは食後の血糖値が140mg/dlを超えて急上昇することだが、健康診断ではわからないという。食後過血糖を左右するのが食品のGI値で、同誌では低GI値のおすすめ食品やGI値を下げる食べ方のコツを掲載している。
また、糖質の多い白米はとりすぎると食後過血糖を招くが、卵や肉、魚などのたんぱく質や油を一緒にとると、食後の血糖値が上がりにくくなるという。そのため、おにぎりよりも卵や油を組み合わせた卵チャーハンのほうが太りにくいとのこと。
運動も大切だが、ウォーキングをしすぎると足腰を痛めたり、かえって病気のリスクを高めたりする原因になる。そのため、早歩きを取り入れての8,000歩で充分だという。早歩きをしつつ大股で歩くのがよいと言われているが、その際に大切なのは股関節のやわらかさであるとのこと。ウォーキング・ダイエット効果を高めるおすすめのストレッチ方法も紹介している。
そのほか、今までの常識を覆す食事や生活習慣の改善法、冷えに関わるダイエットの新常識、のどの老化対策、胃マッサージ、耳鳴りの改善といった情報も掲載している。