お笑いコンビのオードリーとテレビ朝日新人の三谷紬アナウンサーがこのほど、同局系新バラエティ番組『ロボット旅 日本一周~タカラモノクダサイ~』(22日スタート、毎週日曜14:40~15:20)の初収録を終え、意気込みを語った。

(左から)オードリーの若林正恭、春日俊彰、三谷紬アナウンサー=テレビ朝日提供

この番組は、ヒューマノイドロボットと人間が一緒に旅に出かけ、出会った人々の「タカラモノ=宝物」を見せてもらうというトラベルバラエティ。今年6月に特番として放送され、レギュラーに昇格した。

第1回は、はしのえみが長野県南箕輪村へ。夫婦二人三脚で農業を続けるおじいちゃんおばあちゃんや、商店を営む男性、稲刈り中に出会った男性の、その人生を物語るような「タカラモノ」に出会う。

ロボットと旅に出たはしのえみ=同

スタジオで鑑賞したオードリーの若林正恭は「さっそくロボットならではのロケが展開していましたね! 皆さんからいい表情を引き出す力をロボットが持っていることがすごい」、春日も「ビックリしましたよ!! 人間とロボットがロケに行く…という見たことのない映像でした」と声をそろえてロボットの活躍を絶賛。今後、ロケにも参加する予定の春日は「一緒に秘境に行ってみたい! 私がロボットにロケの何たるかを叩きこんでやりますよ!」と意欲を見せた。

進行を担当する三谷アナは、今回がバラエティ初レギュラー。「初収録が、不安で不安で…。今朝、電車の中で応援ソングを聴こうと思ってイヤホンを耳につけたのですが、つけたことを忘れてバッグの中のイヤホンをずーっと探してしまいました…」と、相当な緊張で収録に臨んだことを告白した。

さらに、三谷アナは「小さい頃から『お世話になる人にはちゃんとお持たせを持ってあいさつしなさい』と母に教わっていたので、『オードリーさんにチョコレートとか持って行ったほうがいいかな?』と同期のADに相談しました」とも。オードリーの2人が「えっ…何ももらってないよね!?」と戸惑っていると、「同期から『必要ない』と返って来たので…」と、結局持ってこなかったことが判明し、オードリーをガックリさせていた。

そんな三谷アナはオリンピックの報道に携わるのが夢だといい、若林は「この番組がオリンピックへの足掛かりになればうれしいです(笑)」、春日も「三谷さんをオリンピックに送り出すため、2020年までこの番組をつなげたいです(笑)」と踏み台になる覚悟で温かいエールを送っていた。