タレントのビートたけしがこのほど、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系新バラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』(11月12日スタート、毎週日曜19:58~ ※初回18:57~2時間SP)の初回収録後に取材に応じ、明石家さんまとペアを組んだテニスでの失敗談を明かした。
27年ぶりにレギュラー復活する同番組は、2020年の東京五輪など世界での活躍が期待される天才キッズが毎回登場し、トップアスリートやレジェンドたちと対決。たけしとナインティナインも、さまざまな競技に参戦し、初回スペシャルでは、卓球対決に挑む。
収録を終えたたけしは「卓球は昔うまかったんだよ。うちの近所に世界チャンピオンの関さん(関正子=1963年世界選手権プラハ大会女子ダブルス優勝)の卓球場があって、よく卓球をやっていたんだ」と述懐。その上で、「当時は卓球が遊びのひとつだったから、俺は強かったんだけど、天才キッズのように強い子が相手だと話にならないね」と、現代の進化に感心した。
そんな卓球のクセがついてしまったのか、テニスでの失敗談を披露。「俺とさんまでペア組んでやったことあるんだよ。でも、俺ルール知らなくて、交代で打つもんだと思って、さんまが打った後にものすごい勢いで走って、3点くらいで倒れちゃったよ(笑)」と言い、さんまから「何で俺がいるのに球取りにくるの!」と怒られたそうだ。
同番組がレギュラー復活する放送枠は、日本テレビの『世界の果てまでイッテQ!』やNHK大河ドラマのある激戦区。たけしはかつて、長年にわたって『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日テレ)のMCを務め、TBSの『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』では惨敗した因縁の時間帯だが、「ある程度コアな客が付いてくれれば良いなと思ってる」と見通しを示した。
一方、ナインティナインの矢部浩之は「スポーツが好きな方は多いと思うんで、ここで若い選手を知ってもらって応援してほしいですね」と真面目に目標を語ったが、岡村隆史は「最悪は世界のお祭りとか出たろかなと思いますね」と『イッテQ』での宮川大輔の人気企画をモロに意識し、矢部から「同じことやってるやん。しかも(宮川と)同期やで」とツッコまれていた。