日本テレビ・読売テレビ系で放送中の木曜ドラマ『ブラックリベンジ』(毎週木曜 23:59~24:54)の取材会が15日、東京・汐留の同局で行われ、主演の木村多江をはじめ、佐藤二朗、平山浩行、お笑いコンビ・カミナリの竹内まなぶ、石田たくみが出席した。
将来有望の政治家である夫を自殺で失った妻の沙織(木村多江)が、週刊誌『週刊星流』の契約ライターとなって夫を死に追いやった人物にスキャンダルで復しゅうする同ドラマ。そんな同ドラマで主演を務めている木村多江ら、編集部に勤務する面々が報道陣向けの取材に応じた。
主演の木村は「クランクインから1カ月が経ち、今は後半戦を撮っています。最初は復しゅうして行くんだろうと思っていて、蟻地獄を眺めている感じだと思ったら、私が蟻地獄にいる感じで、どうリアクションすればいいのか分からなくなるぐらい究極なところまで来ています」と明かしつつ、「台本を見て驚がくするところがたくさんありますので、みなさんにも楽しんで欲しいです」とアピール。木村扮する沙織が勤務する編集部の編集長・福島役の佐藤二朗は「第2話を放送しましたが、中盤からびっくりするような展開になっていきます。僕はとにかく温かく見守る編集長として最後まで頑張りたいと思います」と意欲を見せた。
私生活に戻ればスキャンダルを撮られる側の木村たち。ドラマで気づいた点として木村が「どういう方法で撮っているのかと知って、ちょっとビックリしたことがいくつかありました。それをみんなに教えてあげようと思っています(笑)」とニンマリ。その木村は、これまで幸が薄い役を多く演じてきたが、同ドラマでは悪女的な役柄という正反対のキャラクターで「最初の内は家族から『怖い』って言われました(笑)。家では普通にしているつもりなのに、沙織臭が漏れちゃっているのかな?」と家庭に影響が及ぼしたようだが、「時間が経つとスイッチが入れば沙織になれるので、それ以外(本番以外)は和気あいあいと良い時間を過ごしています。今はあまり引きずってはいないと思いますよ」と切り替えが上手くいっている様子だった。