アイランドタワークリニックはこのほど、「薄毛」に関する調査結果を明らかにした。同調査は9月11日~15日、20代~50代の男性3万3,500名を対象にインターネットで実施したもの。

薄毛に悩んだ経験はありますか

過去に薄毛に悩んだ経験はあるか尋ねたところ、「はい」は43.2%、「いいえ」は56.8%で、5人に2人以上が薄毛に悩んだ経験があることがわかった。世代別にみると、30代以降は40%を超えているが、20代でも33.6%とおよそ3人に1人が薄毛に悩んでいることが明らかになった。

薄毛に悩んでいると答えた人に「悩み始めた年齢」を聞いたところ、全体平均では「30.5歳~」となった。年代別に見ると、20代は「21.6歳~」、30代は「28.0歳~」、40代では「33.2歳~」、50代では「39.2歳~」となっている。

薄毛に悩み始めた年齢

薄毛に悩んでいる人に、現在の薄毛のタイプについて尋ねると、最も多い回答はM字部分に深く脱毛症状が現れ、前頭部も密度が薄くなる「M型」(47.7%)となり、薄毛に悩む人の約半数がM型であることがわかった。

次いで、頭頂部を中心に脱毛の症状が進行し、ボリュームがなくなる「O型」(17.0%)、前頭部がM字型に後退し、頭頂部の脱毛も進行している「MO型」(12.5%)、前頭部が全体的に薄くなり、頭頂部のボリュームもなくなる「UO型」(11.4%)、前頭部が全体的に薄くなり、ヘアラインが大きく後退している「U型」(8.4%)という順位になった。

薄毛はどのようなタイプですか

各世代別に薄毛パターンを比較したところ、20代の59.9%が「M型」で悩んでいることがわかった。年を重ねるにつれて、薄毛パターンは分散しており、50代では「M型」の割合が31.8%まで減少している。「UO型」は年代が上がるごとに増え、50代では20.7%まで上昇した。「MO型」も20代では10%以下であったのに対し、50代では18.7%となっている。

各世代別の薄毛パターン