UDトラックスは11日、「第45回 東京モーターショー2017」に新型「クオン」のセミトラクター / カーゴ(エクステリア特別デザインモデル) / ダンプ、「クエスター」セミトラクターを出展すると発表した。また、共同出展するボルボ・トラックは「ボルボFH」次期モデルを参考展示する。
新型「クオン」は、現代社会における輸送ソリューションに求められるすべてのニーズに応える同社のフラッグシップ大型モデル。「誰もが簡単・快適・安全に運転できるトラック」をめざし、燃費・環境性能、安全性、生産性、稼働率に加え、従来にも増して運転操作性の向上に注力している。東京モーターショーでは「クオン 6X2カーゴ」「クオン 4X2セミトラクター」「クオン 6X4ダンプ」といったバリーションが出品される。
「クオン 6X2カーゴ」は、東京モーターショー特別仕様としてドレスアップしたモデルを出品。ドライバーにとって乗ることが誇りと喜びにつながる、「クオン」の凛とした存在感のあるエクステリアの魅力をさらに高めている。「クオン 4X2セミトラクター」は、新たにラインナップに加わった平成28年排出ガス規制に適合のセミトラクターで、パワフルな排気量11リッター「GH11TD」エンジンを搭載。「クオン 6X4ダンプ」は、雪道や泥濘地での脱出性も向上した電子制御式トランスミッション「エスコット・シックス」を採用し、ダンプなどの主に不整地で稼動するトラックにもストレスの少ない運転操作性を提供する。
「クエスター」は、ボルボ・グループのグローバルな技術と日本のものづくりを結集した、頑丈で信頼性が高く燃費性能に優れた大型トラック。新興国市場向けに2013年に発表され、2015年には8リッターエンジンや多様なアクスルアレンジメントを含むフルラインナップ投入を完了。長距離輸送や市内配送、建設現場、鉱山開発など、あらゆる業界・地域のビジネスニーズに合わせて他に類を見ない自由な組み合わせを可能とした。東南アジアを皮切りに、アフリカ、中東と投入地域を順次拡大していく。
「第45回 東京モーターショー2017」は東京ビッグサイトにて10月25日から開催。10月28日から11月5日まで一般公開される。