インタースペースは10月10日、「子育て家族の働き方」に関する調査の結果を発表した。同調査は8月31日~9月10日、同社が運営する情報サイト「ママスタジアム」のユーザーである子育て中の女性566名を対象に行われた。
まず調査対象者に働き方を聞いたところ、50.2%で「働くママ」が最も多くなった。次いで、「専業ママ」(33.6%)、「お休みママ」(16.3%)となった。なお、「働くママ」の内訳をみると、「フルタイム」が18.9%、「パート・アルバイト」が18.0%、「時短勤務」が9.4%、「その他の働き方」が3.9%だった。
続いて「働くママ」に対して、「子供がいることによる働き方や意識変化」について質問すると、最多は「時間に対する意識があがった」(56.3%)だった。次いで「優先順位をつけるようになった」(48.6%)、「仕事を効率的に行うようになった」(32.0%)。以降、「資格取得やキャリアアップしたいと思った」(23.9%)、「人に任せることが多くなった」(20.4%)という結果となった。
また「専業ママ」に対して、「今後のお仕事意向」を聞くと、67.9%が「働きたい」、25.8%が「働かねばならないと思う」と回答した。それぞれの内訳をみると、「働きたい」では、「いずれ働きたい」が34.7%、「早く働きたい」が18.9%、「働きたいが働けるかわからない/働ける自信がない」が14.2%となった。
一方、「働かねばならないと思う」の割合は、「働きたくないがいずれ働かなければならないと思う」が13.2%、「働きたくないが早く働かなければならないと思う」が12.6%、「働くつもりはない」が6.3%だった。
さらに、「働くママ」「働きたい・働く予定ママ」に「子育て期に働くことへの罪悪感」を聞くと、58.0%で「子供に対して感じる/感じそう」が最も多く、「特に"罪悪感"は感じない/感じなさそう」(29.8%)、「同僚や上司、取引先、お客様など、仕事関連の人に対して感じる/感じそう」(23.5%)が続いた。