東京・日比谷公園で行われた「第24回鉄道フェスティバル」にて、『新幹線変形ロボ シンカリオン』スペシャルトークショーが開催。2018年にTBS系で『新幹線変形ロボ シンカリオン』がテレビアニメ化されることが明らかとなった。
『新幹線変形ロボ シンカリオン』は、ジェイアール東日本企画、小学館集英社プロダクション、タカラトミーの3社が原案の「実在する新幹線がロボットに変形する」キャラクターコンテンツ。現在タカラトミーから発売されている『プラレール 新幹線変形ロボ シンカリオン』は、既に子どもの間で大人気を博している。今回のイベントでは、新プロジェクトとしてTBS系全国28局ネットにて2018年にテレビアニメーション放送がアナウンスされた。
アニメ版『新幹線変形ロボ シンカリオン』では、鉄道博物館、京都鉄道博物館、リニア・鉄道館の地下に存在する特務機関「新幹線超進化研究所」によって開発されたのが巨大ロボット「シンカリオン」という設定。その「シンカリオン」と高い適合率を持つ速杉ハヤトら子ども達が運転士となり、「漆黒の新幹線」が生み出す謎の巨大怪物体に立ち向かっていくストーリーが展開されるという。
ステージイベントには、鉄道・プラレールファンとして知られる俳優・石原良純が登壇したほか、「シンカリオン」のE5はやぶさ、E6こまち、E7かがやき、N700Aのぞみも応援に駆けつけ、来場者を盛り上げた。
石原はまず「鉄道って子どもから大人まで惹きつける不思議な魅力がある。僕は遠距離通学だったので、電車で家に帰る時、線路で繋がっていることもあって安心感があった。子どもの頃は品川駅にブルートレインの基地があったので『この列車は青森から来たのかな?』『鹿児島まで行くのかな?』なんて思いながら、ずっと眺めていた。鉄道にはロマンがある」と鉄道愛を爆発。
「シンカリオン」に関しては、以前から自身の息子にネット動画を見せてもらい、知っていたという石原。「新幹線が突然、ロボットに変形してビックリ。見事な変形っぷりに驚いた」と当時を振り返った。さらにタカラトミーの『プラレール 新幹線変形ロボ シンカリオン』を目の前にした際には、「見た目、僕らの世代のプラレールとほとんど変わらないのに、ちゃんとロボットに変形する」と感心した様子を見せた。
現在「シンカリオン」は12機開発されているが、お気に入りとして、石原はカラーリングの好みから「E7かがやき」をチョイス。さらに、E7かがやきがパワータイプだと知ると「なるほど。E7系は高低差のある場所をのぼっていける山岳地帯に強い車両なので、ちゃんと特徴を当てはめているわけですね」と分析し、会場を沸かせていた。
そして、イベントではアニメ版の紹介映像が初お披露目。今回は詳しい情報は明かされなかったものの、「主人公以外のロボットは誰が操作するとか、敵はどんなヤツなのかとか、楽しみですね」と期待を寄せた。さらにテレビアニメ化に合わせ、タカラトミーの『プラレール 新幹線変形ロボ シンカリオン』も完全リニューアル。「デラックスシンカリオンシリーズ(DXS)」として登場することも明らかに。この「デラックスシンカリオンシリーズ」に関しても発売日などの情報は明かされなかったが、従来より可動域が広くなり、デザインはアニメ版に近いものになるとのこと。今後の発表に注目していきたい。
(C)PJ-S・J/S・TBS