板尾創路が、主演のテレビ東京系ドラマ『フリンジマン』(10月7日スタート 毎週土曜24:20~)の取材会に登場した。

板尾創路

同作は青木U平による漫画『フリンジマン』をドラマ化。愛人が欲しい男たちに、最高で同時期に11人の愛人と付き合ったことがあり”愛人教授”として男性に方法論を教える井伏真澄(板尾)が、不倫のハウツーを教えていく。

芸能人の不倫が問題となったり、不倫ドラマがたくさん放送されたりする中で、板尾は「あまり真に受けないようにしていただけたらと思います。すごく男性目線の、身勝手な女性に対する見方というか、失礼なところもいっぱいあるんですけど」と苦笑。「馬鹿な男4人が、愛人が欲しいという妄想の中で右往左往する姿を、幼稚でかわいらしいなと思って見ていただければありがたい」と説明した。

愛人教授という、これまでに例のない役に挑戦することになるが「『古畑任三郎』のキャラクターとか、ちょっと探偵ぽいイメージはある」という。「逆に前例がない感じはいいなというような、楽しみ方はあります。自分が作っていけるというか」と役作りについて語った。。

今回は板尾演じる井伏の愛人として壇蜜、安達祐実が登場する。際どいセリフもナチュラルに演じているという安達について、板尾は「奇跡に近い」と絶賛。「なかなかああいう風に人って成長していかないと思うんですよね。貴重やと思うんですよ。もっとギャラ高くてもいいんじゃないかなと思います」と安達のギャラについても提言する。さらに「仕事をするのは初めてですが、子役の時からテレビで見ていて。安達祐実を見守ってきた国民が見ないといけないドラマなんじゃなかなと思います」とアピールした。

もし井伏が実際にいたら何を聞きたいか? という質問に、板尾は「30代~40代とか働き盛りの時はいいと思うんですけど、60代~70代になったらどうしていったらいいんかなと聞いていきたいですね」と回答。「やっぱり変わると思うんですよね。60歳以降の女性との向き合い方。急にやめはるわけでもないでしょうから、おばあさん相手に不倫するのか、若い人にモテるような男になっていくのか」と、老後について気にしていた。