俳優の藤原竜也が、フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語'17秋の特別編』(14日21:00~23:10)に初出演し、主演を務めることが7日、明らかになった。
藤原が出演するのは、手塚治虫原作の「夜の声」。藤原演じる大手IT企業のCEO・我堀英一は、容赦なく社員のクビを切る冷徹な経営者だが、週末になると週末はホームレスとしてダンボールハウスに住むというストレス解消法を人知れず実践していた。
そこに若い女性・ユリ(飯豊まりえ)が逃げ込んできて惹かれ合い、CEOの身分を黙ったまま、自分の会社の入社させる。ユリは会社での我堀がホームレスと同一人物だと気づかず、そんなユリがますます好きになった我堀はプロポーズする。
今回の役どころについて、藤原は「勝ち組の葛藤じゃないですが、違う世界に強いあこがれがあって、普段の生活を遮断して違う新たな自分を出したい、見つけたい、という無い物ねだりの主人公です」と理解。「手塚治虫さんならではの物語で、脚本もすごくおもしろいです。何も考えずに楽しく見てもらえる作品になっているとうれしいですね」と呼びかけている。
今回の『世にも奇妙な物語』は、岩田剛典の「運命探知機」、吉岡里帆の「寺島」などを放送。さらに、短編作品には、元乃木坂46の深川麻衣とSexy Zoneの松島聡が出演する。
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