アイスタットはこのほど、「40歳からの健康に関する調査」の結果を明らかにした。同調査は9月13日~14日、40歳以上の男女300人を対象にインターネットで実施したもの。
自分自身が健康だと思うか尋ねたところ、合計で53.0%が「健康だと思う」「どちらかというと健康だと思う」と回答した。2016年調査時と比べると、「健康だと思う」もしくは「どちらかというと健康だと思う」の割合は、10.3ポイント上昇している。
健康情報はどうやって得ているか聞くと、「テレビ・ラジオ・新聞」(64.0%)が最も多く、次いで「インターネット・SNS」(38.7%)、「医療機関・かかりつけ医から」(28.0%)だった。「テレビ・ラジオ・新聞から」「インターネット・SNS」の回答は、2016年調査時と比べると、それぞれ10ポイント以上増加している。
この1年間に生活習慣病予防のための血液検査を含めた検診を受けたか(がん検診は除く)尋ねると、「職場が実施する検診を受けた」(30.0%)、「加入している健康保険で受けた」(29.0%)という回答が多かった。「受けていない」は25.0%で、7割以上が生活習慣病予防のための検診を受けたと回答した。検診を受けた人を対象に、検診結果を自身の生活習慣の改善に役立てているか尋ねたところ、70%が「役立てている」と答えた。
最近1カ月間に(不満、悩み、苦労などによる)ストレスを感じたことがあるか聞くと、合計で51.3%が「ストレスを感じた」「少しストレスを感じた」と回答した。年齢別に「ストレスを感じた」人の割合をみると、40歳~49歳が38.5%、50歳~59歳が34.0%、60歳以上が8.1%で、40代が最もストレスを感じていることがわかった。
現在疲れているか尋ねたところ、50.3%が「疲れている」または「少し疲れている」と答えた。年齢別に「疲れている」人の割合をみると、40歳~49歳が29.6%、50歳~59歳が20.4%、60歳以上が6.5%で、40代はストレスを最も感じている年代であるとともに、疲れも感じていることがわかった。
健康に生活できる条件として大切だと思うものについて聞くと、最も多い回答は「からだが健康であること」(76.7%)だった。次いで「こころが健康であること」(74.3%)、「日頃から健康的な生活習慣(食事・運動・休養等)を心がけること」(49.3%)となっている。