マネックス証券は、国内ETFを対象としたロボアドバイザーサービス「マネックスアドバイザー」の提供を10月20日より開始することを発表した。
現在、国内のロボアドバイザーサービスは大きく「アドバイス型」と「投資一任型」の2つに分類されるが、この度同社が提供する「マネックスアドバイザー」は、「アドバイス型」と「投資一任型」それぞれの特長を活かしたものになっており、ポートフォリオ運用が自動ででき、かつ、利用者の市況見通しに応じて簡易に運用プランの見直しができるという。
マネックスアドバイザーの主な特徴は次のとおり。
まず、マーケットの状況にあわせて適宜、利用者独自の見通しを反映した運用プランへ見直しをすることができるということ。加えて、投資初心者など自身で見通しを立てづらい場合には、専門家の市況見通しを反映することも可能となっている。
また、全国の金融機関口座からも積立可能な「スマート積立」機能を搭載しており、毎月、目標ポートフォリオと保有ポートフォリオを比較し、設定した買付金額内で最適な買付銘柄と数量を積立てていくことも可能だ。
投資対象は、ブラックロック・ジャパンが提供する国内ETF「i シェアーズシェアーズ®ETF 東証上場シリーズ」。2017年8月25日、2017年9月28日に東京証券取引所に上場したばかりの銘柄も含めた7銘柄のETFにより、低コストで円で取引する国際分散投資を実現できるという。
サービス利用料は、業界最安水準となる年率0.3%。さらに、初回設定金額は5万円から、追加の買付や積立投資は1万円から行うことができるため、少額から始められる点も特徴となっている。
なお、サービス提供開始を記念して、一定期間のサービス利用料を無料とするキャンペーンも実施される予定だ。対象期間は、2017年10月20日~2018年3月30日(約定日ベース)。