お笑いタレントのビートたけしが6日、MCを務める5日間限定の朝の生特番『おはよう、たけしですみません。』(テレビ東京系 7:30~8:00)の最終日に出演。長崎市生まれの日系英国人作家カズオ・イシグロ氏が今年のノーベル文学賞に決まったことについて「俺がとらせた!」とコメントした。
番組では、イシグロ氏の受賞を報じたスポーツ紙を取り上げ、浅草キッドの水道橋博士が「黒澤明、小津安二郎、伊丹十三、北野武氏らの作品から多くのことを学んだ」というイシグロ氏のコメントを紹介。爆笑問題の太田光は「生きているのたけしさんだけですからね」と話した。
たけしは「賞金1億円くらいもらってるんだろ? 影響料をくれたっていい。影響したんだから」と主張。博士が「殿(たけし)がとったようなもんでいいんじゃないですか?」と言うと、たけしは「間違いない。だれがなんといったって俺だよ。俺がとらせた!」と自信たっぷりにアピールした。
また、たけしは「英語で書いたからいいんじゃないのか? 日本のあれをうまく書けたんじゃ」と日本独特の表現もうまく英語で伝えられたのではないかと予想。自身のギャグを外国語に訳すのは難しく、「言葉が変わると笑わない」という過去の苦い思い出を語った。