米Microsoftは10月5日 (現地時間)、iOS用とAndroid用の「Microsoft Edge」ブラウザを発表した。AppleのTestFlightでiOS用のプレビュー版をリリース、Android用のプレビュー版も間もなくPlay Store Early Accessから入手できるようにし、年内の正式版のリリースを目指す。
各プラットフォームでレンダリングエンジンが制限されているため、iOS用/Android用のEdgeはEdgeHTMLではなく、iOS用はWKWebViewのWebKit、Android用はBlinkを用いている。プレビュー版は、デスクトップ版Edgeとお気に入りや履歴、リーディングリストなどを共有でき、またiOS用/Android用で閲覧中のページをPCに送ってデスクトップ版で開くことが可能 (Continue on PC)。ただし、開いているタブの同期はできない。現時点でプレビュー版はUS英語のみ。今後の計画としてサポート言語の拡大のほか、パスワードのローミングやタブレット対応の追加を予定している。