日本能率協会マネジメントセンターは10月5日、予定管理のツールや手帳に関する意識調査の結果を発表した。
同調査は5月、全国の20~60代の男女1万9,184名を対象に実施したもので、このうち手帳を使用している人からランダムに抽出した1,650名が対象となっている。
まず全回答者に対して「予定や行事の記録に使用しているメインツール」を聞いたところ、最多は「手帳」(28.6%)だった。次いで、「スマートフォン」(25.1%)、「カレンダー」(17.0%)。以降、「パソコン」(6.1%)、「携帯電話(スマートフォン以外)」(2.2%)となった。一方、「何も使っていない」と回答したのは14.5%だった。
続いて「予定・行事記録用メインツールのアナログ派・デジタル派」か聞いたところ、「アナログ派」が48.5%で最も多かった。次いで、「デジタル派」が34.3%、「その他/何も使ってない」が17.2%となった。
さらに、回答者のうち手帳を使用している1,650名に、「手帳を選ぶ際の重要視ポイント」を聞いたところ、1位は「書き込みスペースの広さ」(49.6%)だった。次いで2位「週間・月間などのレイアウト」(46.2%)、3位「表紙の色やデザイン」(43.8%)。以降、「全体の大きさ」(40.8%)、「価格」(26.8%)だった。
また「手帳の価格について、気持ちに一番近いもの」を聞いた。結果は「予算の目安はある程度あるが、少し高い程度なら気に入ったものを選びたい」(44.6%)が最も多かった。
続いて「予算は明確に決めており、予算を超えずにその中から気に入ったものを選びたい」(23.0%)、「手帳に特にこだわりはないので、なるべく安いものを選びたい」(20.4%)、「予算の上限はなく、高くてもよいので、一番気に入ったものを選びたい」(12.0%)となった。