日本生活協同組合連合会は10月4日、10月15日の「たすけあいの日」、11月22日の「いい夫婦の日」に合わせて実施した「夫婦の"たすけあい"に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2017年8月25~29日、有効回答は20~59歳の既婚者1,000人。
6割が「夫婦で助け合えていると思う」
夫婦でうまく助け合えていると思うか尋ねると、「非常にそう思う」が15.5%、「ややそう思う」が51.7%と、計67.2%が「そう思う」と回答した。男女別に「そう思う(計)」と答えた割合をみると、男性72.0%、女性62.4%と、両者の間に約10ポイントの開きがみられた。
現在、自分たち夫婦がうまく助け合えていると思うことは、「ゴミ出し」(51.0%)がトップ。次いで「買い物」(39.4%)、「皿洗い」(37.2%)、「子供との遊び」(34.6%)、「家計の収入」(33.6%)と続いたほか、「家電選び」(29.9%)も上位(8位)に入った。
男女別にみた場合、家事に関する項目で、女性より男性の回答割合が高くなっていた。同社は「(夫は)家事でうまく助け合えているという意識を持っているようですが、妻は、夫が思っているほどうまく助け合えているとは感じていないようです」と分析している。
配偶者から言われると夫婦で助け合うことをやめたくなる言葉は、1位「こっちは(仕事や家事を)頑張ってるんだけど!」(29.4%)、2位「やって当然だよね」(27.7%)、3位「そんなこともできないの?」(25.6%)、4位「やればいいんでしょ?」(24.6%)、5位「疲れてるんだけど」(23.5%)の順となった。