ビースタイルは10月2日、「在宅勤務」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は6月22日~7月10日、ビースタイル登録者と求人媒体「しゅふJOBパート」の登録者である働く主婦787名を対象として、無記名式のインターネットリサーチによって行われたもの。

まず「今まで在宅勤務をしたことがあるか」を聞いたところ、63.7%で「在宅で働いたことはない」が最も多かった。次いで、「常にではないが在宅勤務したことがある」(34.3%)、「常時在宅で働いてきた」(2.0%)となった。

「在宅勤務の経験」

続いて「世の中の在宅勤務可能な仕事の数についてどう感じているか」を質問すると、「少ない」と回答したのは94%(「少ない」45.6%+「どちらかというと少ない」48.4%)。一方、「多い」と答えたのは5.9%(「どちらかというと多い」5.3%+「多い」0.6%)となった。

「世の中の在宅勤務可能な仕事の数」

さらに、「在宅勤務がもっと一般的な働き方として広まった場合、働く主婦層の仕事環境にはどのような変化が起きると思うか」を聞くと、88.7%で「育児しながら働く人が増える」が最も多くなった。以降、「介護しながら働く人が増える」(77.1%)、「夫が転勤しても仕事を継続できる」(62.6%)が上位に並んだ。

「在宅勤務の影響」

このほか、「在宅勤務が広がることで起きる変化」についてのフリーコメントをみると、「意外と家事が気になって集中できない」(40代/派遣社員)、「通勤ラッシュのストレスが減る。対人関係のストレス軽減もあるが、職場での出会いがなくなる」(30代/今は働いていない)、「ダブルワークがしやすい」(40代/パート・アルバイト)などの声がみられた。